オプテックス株式会社は、工場や倉庫の出入口に使用するシートシャッター開閉用のシャッターセンサー「OAM-EXPLORER」の発売を開始した。同センサーは、フォークリフトや作業者を短時間で検出し、スムースで安全なシャッターの開閉と、スマートフォンによる現場でのセンサー設置の円滑化を図り、作業効率の向上をサポートする。
同センサーの特長は以下の通りである。
- 確実な車両検出で、稼働を止めない
- シャッターの開放時間を短縮し、建物内部の環境を守る
- シャッターの出入口周辺の安全をサポート
- シャッターセンサーの施工を簡便化し、作業効率をアップ
マイクロウェーブと近赤外線センサーのコンビネーションにより、フォークリフトや運搬車など多くの車両が行きかう出入口で車両を検出する。また、移動スピードが速い車両がシャッターに近づいてきた際は、早い段階でシャッターを開けることができるため、運搬作業の流れを止めることなく効率化を実現する。
シャッターを横切る車両を検出しない横切りキャンセル機能と車両の出入りが終わった後、短時間でシャッターを閉じることができる方向判別機能を搭載している。不要な開閉や開放時間の削減ができるため、外側からの空気やほこり、虫の流入を抑制し、室内の空調効率を守るとともに商品の品質保持に貢献する。
複数エリア検出時無限静止機能を搭載することにより、シャッター前に車両が停止している場合は、シャッターが閉じてこない設定が有効となるため、車両とシャッターの接触事故を予防でき、安全な作業環境づくりをサポートする。
スマートフォンの設定アプリを提供し、アプリを使って簡単に設定できるため、高所での作業を大幅に軽減できる。また、アプリによく使う設定をお気に入りとして登録しておけば、他の現場でもワンクリックで設定でき、繰り返し作業を解消できる。
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