TOP >
要素技術 > ウフル、IoTオーケストレーションサービス「enebular」を用いて3密をセンサーで検知し可視化するシステムを提供開始
株式会社ウフルは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの感染症対策として、注意喚起を促すソリューションの提供を開始した。併せて、株式会社南紀白浜エアポートが運営する南紀白浜空港の2F出発ロビー搭乗待合室にて試験運用を開始した。
同ソリューションは、環境センサーや人感センサーで測定した数値をウフルのIoTオーケストレーションサービス「enebular」を用いて可視化し、その分析結果をSNSや店頭サイネージなどと連携して、屋内観光施設や商業施設、ホテル、飲食店などの施設利用者に向けて告知ができるサービスだ。なお、同試験においては二酸化炭素濃度の推移と混雑状況の推移を測定する。
具体的な運用方法として、まずセンサーで測定した数値をenebularで分析し、その分析結果をSNSや店頭サイネージなどと連携して表示する。測定数値が事業者側の設定した規定値に達すると、事業者へ向けてアラートを出す。アラートを受けて、事業者および施設従業員による室内換気などの安全衛生活動に対する確認や、ソーシャルディスタンスの確保・近距離での会話(マスクの着用)に関する注意喚起を施設利用者へ促す。
南紀白浜空港 設置イメージ
(掲示板右上→人感センサー、手摺り→環境センサー 二酸化炭素濃度・音)
これらの注意喚起については、五感ではなく客観的な数値に基づいた運用となるため、施設利用者と従業員に安心・安全を提供することが期待される。また、サイネージや掲示板へ表示することにより、感染予防対策に対する認知も高まるとした。
なお、同ソリューションの利用料金は以下の通り。
初期費用 |
事務契約手数料 |
10,000円 |
端末費用 |
30,000円/台 |
サイネージ(オプション) |
応相談 |
月額費用 |
密閉・密接度測定 |
2,000円/台 |
通知先 |
200円/登録先 |
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
DXトレンド解説
メタバース、VR・ARの基礎と活用事例
ウェアラブルとは?ウェアラブルデバイスのビジネス活用事例10選
DXとは?本質をわかりやすく解説
IT、IoTとICTとの違い
スマートホームの基礎とトレンド
VUCA時代を生き抜くための、デジタルトランスフォーメーションとIoT
国内・海外スマートシティDX事例10選
都市のDXが進む「スーパーシティ」構想とは?