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要素技術 > ビーキャップと三井デザインテック、新型コロナウイルスの感染リスクを回避するオフィスIoTツール「Beacapp コロナ対策マップ」を提供開始
オフィスにおける新型コロナウイルス感染対策として、感染リスクがゼロではない状況下で段階的に人が戻りつつあるオフィスの中で、3密を防ぐ対策が急務となっている。
位置情報ソリューションを持つ株式会社ビーキャップは、三井デザインテック株式会社の開発協力のもと、オフィスにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策ツールとして各種センサーとスマートフォンを活用したオフィスIoTツール「Beacapp コロナ対策マップ」を開発し、提供を開始した。
同ツールは、オフィスワーカーの位置情報を活用して以下の3つの機能を搭載している。
- オフィスの現在の状態が、密の状態かどうかワーカーが知ることができる機能
ビーコン(※)や様々なセンサーの情報をスマホが検知し、オフィス内の密情報をリアルタイムで表示する。
- オフィス管理者が、オフィス運営において密状態を回避できているかを把握する機能
オフィスの各エリアにおいて、定員に対して何%の稼働になっているかをデータでダウンロードする。オフィスにおける密状態が回避できているのかを確認できる。データはオフィスのエリアごとに出力され、時間帯ごとの密状態を分析、密エリアを抽出する。
分析データから作成可能なグラフ例
- 罹患者が出た場合、オフィス内での濃厚接触者を把握する機能
従業員に感染が確認された場合、過去のログから感染者の行動を15分毎に集計し解析する。そして「感染者と同じ場所に滞在していた社員(飛沫感染の疑い)」と「感染者が使用したスペースを後から使った社員(接触感染の疑い)」を抽出する。
同ツールは、既に三井不動産株式会社の新オフィスに導入されており、オフィス内での3密回避だけでなくオフィス利用状況や社員同士の遭遇状態を把握し、継続的なオフィス利用改善を図る。
※ ビーコン:Bluetooth Low Energy(BLE)の信号を約1秒に数回、半径約30mの範囲内に発信する端末。ビーコンを配置したエリア内でBeacapp コロナ対策マップのアプリをインストールしたスマートフォンがBLE信号を検知すると、独自のアルゴリズムで利用者の位置情報を判定することができる。
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