株式会社リコーは、屋内の温度・湿度・照度・気圧といった環境情報を、電池交換レス・配線レスで取得できる環境センシングデバイスの新製品として、冷凍環境や高温・高湿度環境でも使用が可能な「RICOH EH 環境センサーD201/D202」を、10月中旬より発売する。(トップ画左:D201 右:D202)
「RICOH EH 環境センサーD201/D202」は、前身機で発電量を20%向上させた固体型色素増感太陽電池モジュール「RICOH EH DSSCシリーズ」の最新版を搭載している。
前身機と比べ、-30°C~60°Cの温度領域での動作が可能になり、外装カバー変更により「D202」に防水・防塵機能を備えている。
また、取得したデータはBluetoothやWi-Fiを利用して収集され、パソコンやスマートデバイスでのリアルタイム監視、データの自動保存、アラート設定が可能だ。
想定されるユースケースは、「工場や倉庫の温湿度管理」「食品加工業や食品製造業の温度管理」「冷蔵庫・冷凍庫の温度管理」「オフィス空間の温湿度・照度管理」といった利用シーンが考えられている。

「RICOH EH 環境センサーD201/D202」の特徴
微かな光で動作
倉庫や工場の壁際などの明るさで動作可能
幅広い温度範囲
-30°Cから60°Cまでの温度範囲で使用可能
超小型サイズ
W43mm×D41mm×H14mmでさまざまな場所に設置可能
5つのセンシング
温度・湿度・照度・気圧・内蔵リチウムイオン電池の電圧値
PC・スマホ連携
Windowsパソコン用とスマートデバイス(Android)用ソフトウェアを用意
ラインナップの強化
IP44に対応した防水防塵モデルの追加
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