凸版印刷とNeU、認知脳科学の知見に基づきスコア化する「ニューロデザイン」評価サービスを販売開始

本日、凸版印刷株式会社は、株式会社NeUと共同で、認知脳科学などの科学的見地に基づき、顧客に最適なデザインの開発を行う「ニューロデザイン」評価サービスの販売を開始した。

「ニューロデザイン」は、クリエイティブを見たときの各種生体信号を計測し、定量的なスコアとして評価することで、従来の調査手法である主観アンケートだけでは見えなかった潜在的な情報を得ることが可能なサービスだ。

現在、「ニューロデザイン」は、目的に応じた評価指標として、「興味」「記憶」「注目」「好ましさ」「読みやすさ」などのスコア化を可能としており、今後も研究開発を継続し、指標を拡大する予定だ。
 
また、「好ましさ」「読みやすさ」の指標については、6,000以上の生体信号データからの機械学習により、クリエイティブ評価AI指標として、新たに開発・実用化したものになるという。

なお「ニューロデザイン」評価サービスは、2021年11月12日に開催のオンラインセミナー「NeU Brain Forum 2021 Neuro-marketing Day」および、今後凸版印刷が主催するウェビナーなどで紹介予定だ。

「ニューロデザイン」の特長

独自の評価指標

2020年から6,000サンプル以上のデータを取得し、その情報を基に、クリエイティブを定量化するニューロデザイン評価指標を開発。目的に合わせ、「興味」「記憶」「注目度」などを評価することが可能。

凸版印刷とNeU、認知脳科学の知見に基づきスコア化する「ニューロデザイン」評価サービスを販売開始
注目度指標(視線停留時間×瞳孔径)による時系列ヒートマップ。
凸版印刷とNeU、認知脳科学の知見に基づきスコア化する「ニューロデザイン」評価サービスを販売開始
脳活動の時系列スコア。

広告評価AIモデルの開発

共同研究から得られた6,000以上の生体指標データをもとに、機械学習により「好ましさ」「読みやすさ」の予測AIモデルを作成。特に「好ましさ」モデルは、現時点での予測精度(正答率)が80%に近いモデルとなる。

クリエイティブ制作

分析業務だけではなく、共同研究から得た成果と、凸版印刷が持つ「見せる」「読ませる」など、ユニバーサルデザインの制作ノウハウを活かしたクリエイティブの改善も提案が可能。

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