IoTベンダーのAmazon Web Services、Google Cloud、IBM、Microsoft、SAP、SIEMENSが、安全な情報交換のために、エッジとクラウド間のアプリケーションにOPC UA技術を採用したことを発表した。
OPC UAは、生産システムに関連する情報モデルとサービスを定義、発見、利用するための標準化された方法を採用している。この標準化されたセマンティック情報共有のアプローチにより、クラウドでの非標準的な情報モデルの取り込みに必要なベンダロックインやコストのかかるカスタムプログラミングを防止できるという。
UA Cloud Libraryの発表により、OPC UAの情報モデルは全クラウドアプリケーションでグローバルに利用できる。そして、クラウドアプリケーションはOPC UAベースのセマンティック情報やエッジからのライブデータを容易に直接利用できるようになる。
また、トランスポートに依存しないIEC規格として、OPC UAは生産システムからエッジ、クラウドシナリオまで異なる産業要件に対応するため、2つの異なる通信パターン(Client/Server(e.g. TCP or WebSocket)とPublish/Subscribe(e.g. UDP or MQTT))をサポートしている。
さらに、OPC Foundationの品質保証プログラムは、OPC UA Publish/Subscribe通信パターンに広げられており、最初のマルチベンダー、マルチクラウド標準を形成している。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。