株式会社ソラコムは、デバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」において、障害の予測や復旧をサポートする機能付きの省電力IoT ゲートウェイ「FutureNet MA-S120/L」及び「FutureNet MA-S120/GLA」と、SORACOM IoT SIMがパッケージになった「FutureNet MA-S120/L スターターキット」と「FutureNet MA-S120/GLA スターターキット」を、2022年5月11日より提供開始する。
「FutureNet MA-S120シリーズ」は、センチュリー・システムズ株式会社が提供する、Linuxを搭載した省電力IoTゲートウェイだ。
Ethernet、シリアル、接点入出力といったインタフェースを標準搭載していることに加え、省電力で運用できるスリープ機能や、瞬時停電バックアップ機能、入力電圧監視機能、サブマイコンによる常時コンソールログ保存機能など、遠隔監視など長期間の利用で役立つ機能を提供している。
「FutureNet MA-S120/L」は、国内でマルチキャリアで利用できる。「FutureNet MA-S120/GLA」は、北米、EU加入国、タイやベトナムなどのアジア諸国などに対応している。
またソラコムは、具体的なIoT活用シーンを想定して、必要となる機材一覧と開発方法を記載した手順書「IoT DIYレシピ」を、「SORACOM IoTストア」にて無料で公開している。
その「IoT DIYレシピ」に、今回発表された製品やサービスを活用して、遠隔監視のシステムを実現する「IoTで、海外に設置したパソコンを遠隔制御」のレシピが公開されている。

このレシピでは、SORACOMのセルラー通信とリモートアクセスサービスを用いて、セキュリティを確保しながらネットワーク接続し、今回発表されたゲートウェイの配下につないだパソコンに、リモートデスクトップ接続し、必要な時だけ遠隔アクセスする方法が解説されている。
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