ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム株式会社(以下、SNCSP)は、IoT事業者および企業向けに、ノーコードプラットフォーム「MEEQ(ミーク)」を提供している。
そして本日、国内外で利用可能な「MEEQグローバルSIM」の2つの新サービスとして、利用する国や利用データ量、閉域サービスなどを目的に合わせて追加契約できるプランのカスタマイズサービスと、ハードウェアに組み込む目的のチップ型SIMを少数から利用できるシートタイプ(10枚セット)の提供を開始した。
「MEEQグローバルSIM」は、1枚のSIMで国内3キャリア(MEEQ SIMと同様のNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)、海外182の国や地域(2022年9月8日時点)で利用できる従量課金のSIMだ。
今回のカスタマイズサービスでは、独自のプランをあらかじめ契約することで、MEEQコンソールからカスタマイズされたプランのSIMを購入できるようになった。
カスタマイズ可能な項目は以下の3つだ。
- 利用可能国やキャリア:182の国・地域について、国やキャリアごとに通信可否の選択が可能。
- アクティベーションされるまでのデータ量:月額基本料金の課金が開始されるまでの通信データ量を、「1Byte」「1KB」「50KB」「100KB」に変更可能(通常は10KB)。
- 閉域サービス:IPsecを利用し、SNCSPの通信網と、IoT事業者が保有・利用中のクラウドやデータセンタ間を接続する閉域サービスが可能。
また、「MEEQグローバルSIM」はカード型3in1SIM(標準、micro、nanoサイズSIMとして利用可能)の他に、ハードウェアに組み込めるチップ型SIMを用意。
「MEEQグローバルSIM」のチップ型SIMは、1枚のSIMあたり5.00×6.00×0.82mmのハードウェア組み込み用のSIMだ。シートタイプは10枚(10SIM)で1セットとなる。チップ型SIMの最小購入単位は1シート(10枚)だ。

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