i-PRO株式会社は本日、エッジ記録型のクラウドカメラサービス「i-PRO Remo.(アイプロ リモ)」専用のエッジストレージ(レコーダー機能付きゲートウェイ)の新製品8機種を、2023年1月に発売することを発表した。
「i-PRO Remo.」は、現場(エッジ)で記録された映像やライブ映像を、クラウドを通じリモートで確認・操作できるサービスだ。
エッジストレージは、カメラの映像を記録するとともに、クラウドサービスとカメラを中継する役割を担う機器だ。エッジ側で記録を残すことにより、通信料やクラウド利用料を抑えたリモートでの運用が可能となる。エッジストレージをモニタにつなげれば、現場でのモニタリングもできる。

今回「i-PRO Remo.」の専用エッジストレージとして、PoE+対応カメラポート数や、HDD構成の異なる専用エッジストレージを8機種発表している。

専用エッジストレージの主な特長
全方位カメラ映像のリモート確認
解像度5MPのカメラ対応により、全方位カメラの映像も、モバイル端末で確認できるようになった。加えて、魚眼映像の補正に3D技術を応用し、疑似PTZ操作を実現する「3Dデワープ」機能により、見たい場所をズームして詳しく確認することが可能。
また、「i-PRO Remo.カメラ」に加え、AI・高解像度・マルチセンサなどの「Sシリーズ」、必要機能に絞り込んだ「Uシリーズ」にも対応している。
最大16台のネットワークカメラへのPoE給電
PoE電源(PoE+対応)内蔵のオールインワン型で、最大16台の有線カメラに電源供給可能。そのため、カメラの電源工事や電源アダプター、ネットワークスイッチが不要で、コスト減と省スペース化を図ることができる。
また、4TBのハードディスク2台を備えるDG-EU301/8では、ミラーリングを行わない場合、最大8TBで映像記録することができる。
ONVIFでの接続にも準拠
ネットワークカメラ(IPカメラ)製品の規格標準化を推進するフォーラム「ONVIF(オンビフ:Open Network Video Interface Forum)」での接続にも準拠しているため、ONVIF対応の他社製カメラを使用した既設カメラシステムでも活用することが可能。(※機種によって接続できない場合あり)
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