近年、小売店舗や製造現場などで社員のモバイル端末から現場をリアルタイムに確認するなど、業務利用でPC以外のモバイル端末を活用する企業が増えている。
そうした中、パナソニック コネクト株式会社は、i-PRO株式会社の「i-PRO Remo.サービスライセンス」と、i-PRO Remo.専用「エッジストレージ」8機種を、2023年1月より取扱い開始することを発表した。
i-PRO Remo.は、現場(エッジ)で記録された映像やネットワークカメラのライブ映像を、インターネット環境下にて、i-PROが提供するクラウドを通じてリモートで確認・操作できるサービスだ。モバイル端末へのリモート通知機能や、映像データのダウンロード・共有機能なども搭載されている。
「i-PRO Remo. サービスライセンス」をカメラの台数分契約すると、複数の拠点に置かれたカメラを本部のPC(ブラウザ)で一元管理したり、モバイル端末で確認したりすることができる。
契約メニューは、カメラを直接クラウドカメラサービスに接続する「i-PRO Remo.サービス カメラダイレクト」と、今回取扱いが開始される「エッジストレージ」を経由し、クラウドカメラサービスに接続する「i-PRO Remo.サービスエッジストレージ録画」の2種類が用意されている。
なお、i-PRO Remo.を「エッジストレージ」経由で利用する際は、「エッジストレージ」に接続するカメラ台数分「i-PRO Remo.サービスエッジストレージ録画」のライセンス契約が必要となっている。
「エッジストレージ」は、カメラの映像を記録するとともに、i-PROのクラウドサービスとカメラを中継する役割を担う機器だ。PoE電源(PoE+対応)内蔵のオールインワン型で、最大16台のカメラへPoE給電することが可能だ。

「エッジストレージ」やカメラ内のSDカードでカメラ映像を録画することで、クラウドで録画するシステムに比べて、通信料やサービス料を抑えた映像監視を実現する。また、「エッジストレージ」にモニターを繋げれば、現場でライブ・録画映像の確認が可能だ。(※モニターの接続は1台のみ)

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