TIS株式会社は、Oracle Cloud Infrastructure(以下、OCI)と、Microsoft Azure(以下、Azure)で、マルチクラウド化を実現する「マルチクラウドインテグレーションサービス for Oracle Cloud Infrastructure & Microsoft Azure」の提供を開始することを発表した。
このサービスは、Azureの導入・ Oracle Databaseのクラウド化を検討しているユーザに対し、OCIとAzureのマルチクラウド導入をコンサルティングから運用・保守まで提供するサービスだ。
コンサルティングでは、「アセスメント」「POC」「導入・移行」を行う。
アセスメントでは、現行システム構成をヒアリングし、To Beシステム構成を定義。コスト試算を算出し、導入時の移行ロードマップを策定する。
POCでは、アセスメント結果のTo Beをもとに移行後の性能、運用実現可能性を調査し、結果をもとに再度To Beシステム構成を再考する。
また、OCI&Azure連携での検証や導入事例を踏まえ、要望に沿った構成が実現可能か評価する。
導入・移行では、コンサルティング内容を踏まえて計画書・設計書を作成し、導入・移行を行う。また、テストを実施し、操作手順書を作成する。
運用保守では、OCIとAzureの問合せ窓口をTIS一つに統一することができる。自社運用を選択した場合は、手順書の提供や育成などのサポートが実施される。
今後は、TISが提供しているAWSやAzureにおけるセキュリティ監視・ITリスクマネジメントサービスをOCIへも拡張し、OCI&Azureマルチクラウド構成においても、セキュリティを一元管理・監視できるサービスを拡充していくとしている。
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