丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)と丸紅ネットワークソリューションズ株式会社は、垂直統合型IoTサービス「MAIDOA plus(マイドア プラス)」を共同開発し、2023年4月より提供を開始する。
「MAIDOA plus」は、クラウド基盤やセンサの選定、UIの提供、データ活用、外部サービスとの連携をサポートするサービスだ。様々なセンサ機器から伝送されるデータをクラウド上に取り込むためのインターフェイスを搭載し、センサから収集したデータをAPI連携できる機能を提供する。
現在、50種類以上のセンサに対応し、今後さらに対応センサを増やすことで、1年以内に100種類以上のセンサに対応する予定だ。
従来、各センサの属性(温度センサ、湿度センサなど)が同一であっても、メーカーが異なることで同一種別として認識できないために、プラットフォームの追加開発が必要となるケースが一般的であった。
「MAIDOA plus」は、センサから受信したデータに種別情報を付与して中継ノードで種別情報を振り分けることで、異なるメーカのセンサデータでも同じ属性の場合に同一種別と認識し、一元管理することができる。
また、「MAIDOA plus」はUI表示を柔軟に切り替えることが可能なグラフやチャートなどのテンプレートも搭載しており、各センサのリアルタイム表示や分析結果表示、複数条件の表示も可能だ。
なお、基本パッケージは、商業施設、物流事業、オフィス、点検業務、自治体などをラインアップしている。
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