アシオット、LTE-M通信に対応した電池駆動のAIoTカメラを新発売

一般家庭の電気メータにおいては、既にスマート化(自動遠隔検針)が一定進んでいる一方、それ以外の工場、飲食店、商業施設、駐車場などの多くの領域においては、人の目によるアナログな方法で検針作業を実施しているケースが多い。

そこでアシオット株式会社は、2020年10月からメータ検針のDX化サービス「A Smart(エースマート)」を提供しており、後付けアタッチメント方式のAIoTカメラ「FALCON 201」により、既存の機械式メータの検針値自動収集や可視化を行ってきた。

アシオット、LTE-M通信に対応した電池駆動のAIoTカメラを新発売
「A Smart」の概要図

そして本日、LTE-Mにも対応したAIoTカメラ「FALCON 201 LTE-M版」の販売を、2023年3月1日より開始したことを発表した。

これまで、「FALCON 201」の通信規格はセルラー通信規格NB-IoTを使用してきたが、今回新たにLTE-Mにも対応した。これにより、「FALCON 201」シリーズはマルチキャリア対応が可能になり、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIに接続が可能になることで、国内のほぼ全域をカバーすることができる。

また、受信カバレッジの大幅改善以外にも、ルネサス製超低消費電力MCU(RE01)を採用したほか、QSPI Flashメモリを搭載し、デバイス(カメラ)側で1000回以上のデータの保存が可能となった。さらに、最新エッジAIモデルを搭載し、読み取り精度を向上させている。

加えて、既存Excelの点検表・検針表などの報告書式(管理台帳)のフォーマットに合わせて、読み取った検針データの数値を自動的に更新する機能もリリースする。

今後は、メータ検針だけでなく、データの可視化や最適化を図り、将来的にはA Smartを通じて蓄積された電⼒、⽔道及びガスなどのデータを活用した、ビッグデータ分析による省エネルギー対策サービスを展開していく予定だ。

 

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