エヌエスティ・グローバリスト株式会社(以下、NSTG)は、定点カメラで撮影した静止画像をLoRa無線ネットワークによって転送する「LoRa通信画像転送サービス」を、2023年3月1日から提供開始する。
「LoRa通信画像転送サービス」は、LoRa通信による静止画像転送技術を活用することで、携帯電波やインターネット環境が整備されていない中山間部や離島などの「データ通信の空白エリア」でも、現場周辺の様子を目視判断ができるサービスだ。
また、用途に合わせたセンサを併用して、画像とセンサ測定値をモニタリングすることも可能。
例えば河川の上流監視を行う場合、水位や流量、濁度をセンサで測定し、同時に定点カメラで撮影した川の画像を合わせて送信する。画像だけでは判断しにくい水位や濁流の状況は測定結果で確認でき、異常時には画像・センサー取得間隔を狭めることで、危機管理対策にも利活用することができる。
計測されたセンサデータは、数値ではなくグラフ表示が可能で、設置したセンサの測定値が異常となる閾値を設定することができる。異常検出時にはメールで管理者や作業者に画像と測定結果を通知する。
電源は、太陽光電源装置「SpreadRouter-SOLAR」を利用することで、電源が確保しにくい中山間部でもサービスを活用することができる。
プランは画像とセンサによる測定・監視を提供するスタンダードプランに加え、センサのみで測定して監視を行うセンサプランも提供している。
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