アルプスアルパインとIDEC、無線設定の小型マルチユースミリ波レーダセンサ「1A1M 形」を合弁会社より発売

アルプスアルパイン株式会社とIDEC株式会社は、2021年9月に合弁会社IDEC ALPS Technologies株式会社を設立し、第1弾製品となる無線設定の小型マルチユースミリ波レーダセンサ「1A1M 形」を、2023年5月16日に発売予定であることを発表した。

今回発表されたマルチユースミリ波レーダセンサは、高周波のレーダ(60GHz)を対象物に照射してセンシングを行うことで、約10m距離までの対象物の有無検知や、対象物までの距離、対象物の反射強度、指定した対象物のみの検出などができる。

通常、ミリ波レーダの光学式では、検知が難しい西日や降雨、降雪がある屋外や、水蒸気、粉じんが舞うような環境下では検知が難しいが、低消費電力かつ耐環境性に優れているため活用することが可能だ。

活用シーンは、洗車機に入る車の車幅検出や樹脂窓の外からタンク内の液面レベル検出、高所作業車などにおける挟まれ防止などが挙げられている。

今後は、車および人の識別アルゴリズムを搭載予定で、駐車場の車検出にも活用することができる。

また、アプリケーションに応じた出力機能や各種のビーム成形レンズなど、ラインナップを拡充していくとしている。

なお、現在マルチユースミリ波レーダセンサ「1A1M 形」以外にも、2つの製品シリーズの開発を行っているとのことだ。

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