株式会社日立製作所(以下、日立)は、従量課金型プライベートクラウドサービス「ComiComiCloud(コミコミクラウド)」のマネージドサービスを拡充し、2023年9月より「ComiComiCloud/ハイブリッドクラウド運用サービス」の提供を開始する。
「ComiComiCloud」は、2013年から日立が提供している、移行・運用・保守を行うマネージドサービス付き従量課金型プライベートクラウドサービスだ。
指定場所に日立資産のハードウェアを設置してプライベートクラウド環境を構築する。
料金体系は基本料金が不要な従量課金制で、標準サービスのみでインフラの維持・運用に必要な機能を満たすことができる。
また、ニーズに応じて、スポットサービスやオプションなど、サービスメニューのカスタマイズも可能だ。
今回発表された「ComiComiCloud/ハイブリッドクラウド運用サービス」では、「ComiComiCloud」を軸に、パブリッククラウドやオンプレミスといったITインフラのIaaS(Infrastructure as a Service)から、それに係る運用までを日立が提供する。
具体的には、これまで提供してきたプライベートクラウドの「ComiComiCloud」のマネージドサービスを、従来利用または新規導入するオンプレミスやAWSやAzureといったパブリッククラウドに拡充し、ハイブリッドクラウド運用を支援する。

「ComiComiCloud」の統合監視基盤をオンプレミスとパブリッククラウドにも適用するとともに、「ComiComiCloud」で提供してきたマネージドサービス全体をパブリッククラウドにも適用する。
今後日立は、「ComiComiCloud」をDX推進基盤として、さまざまなITソリューションやOT、プロダクトを組み合わせサービスを展開していくとしている。
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