RightShip・日本郵船・Solverminds、データ共有システムを開発し船主・船舶管理者の業務効率化を実現

RightShip、日本郵船株式会社、Solvermindsは、日本郵船グループの船舶管理業務における共通プラットフォームである「NiBiKi(ニビキ)」と、RightShipのデータプラットフォームである「RightShip Platform(ライトシッププラットフォーム)」の一部を連携するシステムを2023年6月に開発したことを発表した。

RightShipは、船舶の評価・格付け会社だ。寄港する外国船に対する立入検査である「PSC検査」や船齢、旗国などの情報を元に、各船をスコアリング(点数付け)している。各船のスコアは、荷主や用船者にとって船舶の契約に関して重要な参考情報となる。

これまでは、船主・船舶管理者がPSC検査のデータをRightShipと共有する際、本船が「NiBiKi」に入力した情報を、双方の担当者が電子メールでのやり取りを通じて各データプラットフォームに手作業で入力していた。

今回、「NiBiKi」と「RightShip Platform」の一部が連携することで、入力の二度手間が解消され、船主・船舶管理者は本船から受信したPSC検査のデータをRightShipへ提出可能となる。

さらに、PSC検査の指摘事項を元に、船主・船舶管理者が立てた是正計画をRightShipでも可視化でき、是正計画の承認までを行うことができる、という効果も期待されている。

RightShip・日本郵船・Solverminds、データ共有システムを開発し船主・船舶管理者の業務効率化を実現
開発されたシステムのイメージ図

なお、今回開発されたシステムは、RIGHTSTOREで新たに開始されたサービス「Port State Control(PSC) Submission API」の第1号である。

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