i-PRO株式会社は、オフィスや店舗など、一定規模の空間における広範囲の撮像向けのコンパクトドームカメラをフルモデルチェンジし、2MP(1080p)モデル5機種を2023年10月より、4MPモデル3機種を2024年2月より発売する。
新型コンパクトドームカメラは、2MPまたは4MPの高解像度カメラ、AIプロセッサ、IR-LED(赤外線照明)を全モデルに搭載し、広い範囲を夜間でも捉えることができる仕様となっている。
AIプロセッサにより、高精度な映像分析・解析に適した画質に最適化することができるほか、重要箇所以外のデータ量を制御することで、低ビットレート(最大50%削減)映像ストリームを実現している。
また、オプションとして、「動体検知」「プライバシーガード」「人物属性識別」「車両属性識別」「混雑検知」「状態変化検知」などの、別売のAIアプリケーションを、2MPには2つ、4MPには1つインストールすることが可能だ。
さらに、マイクとAI音識別アプリの標準装備により、「銃声」「悲鳴」「クラクション」「ガラスが割れる音」といった音声でも異常を検知することができ、アラームを発報する。
本体色はi-PROホワイトとブラック(2MPモデルのみ設定)があり、薄さは53mmで、2MPモデルでのアスペクト比16:9の場合、最大132°の画角で被写体を撮影することが可能だ。
セキュリティに関しては、第3者機関発行の電子証明書「Global Sign」に加えて、米国連邦情報処理標準規格で暗号化モジュールのセキュリティ要件を定めた規格である「FIPS 140-2」の、Level3に認定されたハードウェアを搭載している。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。