MSYSと朝日ラバー、シリコーンゴム保護による防塵防水型IoTセンサデバイスを販売開始

丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)と株式会社朝日ラバーは、シリコーンゴムによる防塵防水対応IoTセンサデバイス「SPC431J」(トップ画左)「SPC550J」(トップ画右)を開発し、販売を開始した。

「SPC431J」と「SPC550J」は、独EnOcean社が提供する省電力無線通信モジュール「STM431J」および「STM550J」に、朝日ラバーによるシリコーンゴムの「やわらか保護カバー」で本体を保護し、防塵防水機能を追加した製品だ。

高透明グレードのシリコーンゴムを使用した「やわらか保護カバー」は、太陽光を94%透過するため、モジュールに搭載した太陽光発電パーツの発電効率を大きく下げることなく、電源レスで長期間利用できるIoTシステムの構築に貢献する。

本体内部にはコイン電池を搭載し、天候不良など太陽光発電が十分に電力を確保できない場合にも対応する。

見通し距離で100メートルの通信を実現し、LPWAセンサデバイスとして、農畜産分野での育成管理や食品流通における保存温度管理に活用することができる。

MSYSと朝日ラバーは、「SPC431J」「SPC550J」各1個とUSB型EnOcean通信受信端末をセットにした体験キットを税別49,800円で発売し、2023年11月より出荷を開始する。また、「SPC431J」「SPC550J」の量産出荷は、2024年3月を予定している。

なお、MSYSと朝日ラバーは、「SPC431J」「SPC550J」を、「農業WEEK」と「CEATEC 2023」に出展するとしている。

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