ソフトバンクとIDCフロンティア、大規模な計算基盤を備えたデータセンタ「Core Brain」を構築

ソフトバンク株式会社と株式会社IDCフロンティアは、地方にデータセンタの新規拠点を整備するに当たって、経済産業省が一部の費用を支援する「令和5年度データセンター地方拠点整備事業費補助金」の公募で採択されたことを発表した。

ソフトバンクとIDCフロンティアは、東京や大阪に並ぶ新たな拠点として、北海道苫小牧市に大規模な計算基盤などを整備したデータセンタを建設する。

このデータセンタは、データの処理と電力の消費を全国に分散する「Core Brain(コアブレイン)」として構築し、将来的には敷地面積70万平方メートル、受電容量が300メガワット超まで拡大する見込みだ。

ソフトバンクとIDCフロンティア、大規模な計算基盤を備えたデータセンタ「Core Brain」を構築
構築予定のデータセンタの位置付け

両社は、経済産業省による補助金を受けて、まずは50メガワット規模のデータセンタを、2026年度に開業することを目指す。

今後は、高いデータ処理能力を有する大規模な計算基盤環境を新たに構築して、生成AIの開発およびその他のAI関連事業に活用するほか、大学や研究機関、企業などに幅広く提供していく予定だ。

なお、このデータセンタで使用する電力は、SBパワー株式会社および北海道電力株式会社から供給を受け、北海道内の再生可能エネルギーを100%利用する、地産地消型のグリーンデータセンタとして運用を行う計画だ。

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