TOPPANエッジ、請求書発行・閲覧・決済までを提供するサービスを開発

企業間取引では、請求書を売り手が買い手に送付し、これに基づいて支払いが行われる。

近年では、買い手側で法人カードや法人デビットカードなどによる請求書の支払いニーズが高まっている一方、従来の仕組みでは、売り手側が加盟店契約などの手続きや、加盟店手数料を負担し、決済手段を用意する必要があることから、一部の企業でしか採用に至っていない状況だ。

こうした中、TOPPANエッジ株式会社は、請求書の受託発行・電子配信・閲覧サービスなどを提供している。

そして本日、TOPPANエッジが提供する請求書発行の各サービスと、決済代行会社の株式会社シディが提供する決済システム「Syddy Business Payment Support」(以下、SyddyBPS)を連携させることで、法人カードを始めとする多様な決済手段に対応し、請求書発行・閲覧・電子決済までを実行できるBtoB決済サービスを開発した。

今回開発された決済サービスでは、売り手から受領した請求書データを「SyddyBPS」にシステム連携することにより、売り手の請求処理と買い手の支払い処理をシームレスな環境で実行することができる。

買い手は、請求内容の登録などの作業をすることなく、請求書閲覧と同じ画面で決済処理が可能となる。

また支払い手段として、法人カードや法人デビットカードなど、一般的に使用される口座振込以外の選択肢が増えることで、支払い業務における利便性向上と効率化を実現する。

売り手の企業や団体は、加盟店契約などの決済関連手続きをすることなく、多様な支払い手段を提供することが可能となった。

さらに、決済システムから取引履歴や決済データの閲覧・入手が可能で、決済処理結果が発行した請求書情報に紐付いているため、入金消し込みなどの経理業務を効率化することができる。

TOPPANエッジ、請求書発行・閲覧・決済までを提供するサービスを開発
利用イメージ

なお、請求書発行の各サービスへの適用は、2023年12月より開始される予定だ。

今後TOPPANエッジは、決済サービスにおける請求手段や支払い手段の拡充などを、シディと共に開発していく。

また、買い手向け・売り手向けに本サービスと連携する新サービスを順次提供開始し、BtoB決済のプラットフォームとして、法人間取引における請求・支払業務のDX支援を推進していくとしている。

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