IoTシステムには、データを収集する仕組み、通信網、データ基盤、データを活用するアプリケーション・ツールが必要だ。
これまでは、用途に適した技術・製品を選択し、システム構築という形でまとめあげる必要があり、この作業に多くの時間とコストがかかっていた。
そこでミーク株式会社は、東芝デジタルソリューションズ株式会社が提供するIoT向けクラウドデータ基盤「GridDB Cloud」と、MEEQデータプラットフォームとの連携サービスを開始した。
両サービス間の連携には、「MEEQデータプラットフォーム データハブ」を介して行っている。データハブは、MEEQと各種SaaSとを連携するためのハブで、MEEQ AIサービス群、予測分析ツール「Prediction One」、ノーコード業務アプリケーションSaaS「SOVA」などとの連携機能をすでに提供している。
今回新たにMEEQデータプラットフォームと「GridDB Cloud」が連携することにより、高頻度で発生するIoTデータの収集・蓄積および、リアルタイムでの検索・分析を行うIoTシステムを、より少ない工数で開発・運用することが可能になる。

特に、高頻度で発生する膨大な時系列IoTデータ、ペタバイト規模の総データ量に対応し、それらをNoSQLだけでなくSQLインタフェースでも利用することができるようになった。
また、MEEQには上り特化プランがあるため、ネットワークカメラによる動画データをデータベースにて処理するなど、上りデータ容量が多くなるユースケースにも対応が可能だ。
具体的には、長期間大量のデータが発生し、それらを蓄積する必要のあるスマートシティや工場IoTなどでの活用が期待されている。
なお、申し込みは、必要なMEEQサービスに加え、別途東芝デジタルソリューションズの提供する「GridDB Cloud」の申込みが必要だ。
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