ぷらっとホーム株式会社は、ネットワーク機器のトラフィックログを蓄積・管理できるミニストレージ「EasyBlocks Syslogシリーズ」の新製品「EasyBlocks Syslog ProLine」を発表した。
新製品は、従来機の「EasyBlocks Syslog シリーズ」よりもストレージ容量やハードウェアスペック(CPU・メモリ等)をパワーアップしており、大規模システム向けの仕様となっている。これにより、多くの機器からのログ収集、長期保存、蓄積したログの検索スピードの高速化が可能となる。
特徴としては、冗長化された大容量ストレージにより、サーバやネットワーク製品などの機器のSyslogメッセージを大量かつ長期にわたり保存できる。また、RAID構成により、データを安全に保存することが可能だ。
また、カスタマイズ可能なハードウェア構成で、CPUやメモリ、ストレージ容量を標準構成から変更できる。ストレージのRAIDレベルの変更や複数筐体を使用したHA構成も可能だ。
さらに、Web UIによりログ閲覧や設定作業が容易になる。本体にWeb UIを搭載し、収集したログの閲覧やIPアドレスの設定、ファームウェアアップデートなどを、コマンドを使わずにWebブラウザ上で行うことができる。
各機器のログは可視化でき、収集したログを本体内蔵のWeb UI上で閲覧できる。指定の文字列や期間、ログの種類などでフィルタリングも可能で、異常発生時など、閲覧したいログをすぐに閲覧できる。
加えて、VPNなしでリモート保守管理が可能な「AirManage 2」に対応している。「AirManage 2」の3年間利用権が付属しており、遠隔地からの設定変更・アップデート指示等をセキュアな通信で実行できる。
設定変更時に3世代前までの設定が自動的にバックアップされるため、問題発生時の設定復旧が行えるほか、VPNがないネットワークでも同サービスを使って外部から「EasyBlocks Syslog ProLine」を操作することが可能だ。
なお、価格はオープン価格で、出荷開始日は2024年3月下旬の予定だ。
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