株式会社明電舎は、2023年から販売を開始した「IoTによるモーターの解析・遠隔監視システム」において、異常情報の監視と24時間365日体制でのサポートを提供する新サービスを開始した。
「IoTによるモーターの解析・遠隔監視システム」は、ポーランドのスタートアップ企業Elmodis Sp. z o.o.との協業により開発されたもので、設備の解析とCO2・エネルギーマネジメントの2つの機能を組み合わせたサービスを提供する。
モーターの電流・電圧の電気信号と、モーターおよび機械設備の振動や各種プロセスデータを監視し、設備の健全度を数値化することが可能だ。
新サービスの特徴は、サブスクリプションでの提供と24時間365日のサポートに加え、明電舎製品以外の設備もサポートしていることだ。
なお、「IoTによるモーターの解析・遠隔監視システム」は、元々サブスクリプション方式で販売されており、新たに提供する監視サービスは契約オプションの一つとして提案される。
また、新サービスの適用により、365日24時間有人対応可能な明電舎のカスタマーセンタが有事の際に顧客と事前に取り決めたサポートを行うことで、設備異常に対する常時対応を実現する。
さらに、「IoTによるモーターの解析・遠隔監視システム」による監視対象は、明電舎の製品に限らず、他社製のモーターや各種設備(ポンプ、ブロワ等)も含めて、サポートが可能だ。
なお、「IoTによるモーターの解析・遠隔監視システム」は、東京ビッグサイトで2024年1月31日~2024年2月2日に開催される「IIFES2024」にて、実機展示される予定だ。
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