SCSK株式会社は、自社開発のERP「ProActive(プロアクティブ)」と、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)のBIツール「Amazon QuickSight」を連携した「ダッシュボードソリューション」を、2024年3月1日から提供開始する。
SCSKは、2023年10月にAWSと締結した戦略的協業契約において、データドリブン経営支援を重点施策の一つに掲げており、このソリューションはその具体的な取り組みとなる。
今回発表された「ダッシュボードソリューション」では、「ProActive」で収集・蓄積されたデータと、「Amazon QuickSight」に予め用意したダッシュボードテンプレートを連携してデータを可視化し、経営判断における指標としてデータを活用できる。

「ProActive」は、企業の業務データを一元管理し、それらを整理して蓄積する役割を担い、それらのデータを「Amazon QuickSight」への連携に最適化されたデータ構成に変換する機能を有する。
連携先の「Amazon QuickSight」では、ダッシュボードテンプレートを用意している。これは、中堅企業のデータドリブン経営を行う上で必要なKPIを予め設定したものだ。各指標をグラフやチャートで可視化することで情報を把握し、直感的に理解することが可能だ。
初期費用は200,000円からで、月額利用料は1法人あたり21,000円からとなる。追加参照ユーザは1Userあたり1,800円、10Userパックは14,000円だ。
今後の展開としては、経営資源に関わるデータを一元管理する「ProActive」の特徴を活かし、管理会計データに加え、勤怠や販売管理に関するデータとの連携を順次進める予定だ。
また、ダッシュボードについても、カスタマイズ可能なオプション提供など、総合的な視点での意思決定を支援していくとしている。
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