株式会社ユーフォリアは、アスリートのコンディションデータプラットフォーム「ONE TAP SPORTS」のGPSデバイスラインナップに、クロスセンシング株式会社の「xG-1」(ジーワン)を追加したと発表した。
「ONE TAP SPORTS」は、アスリートやスポーツチームがパフォーマンス向上やケガ予防へ向け、日々の体調などコンディショニングに関するデータを集約し可視化するアプリだ。現在、さまざまなパフォーマンス計測を行える外部機器とのデータ連携を推進している。
今回データ連携を開始した「xG-1」は、国土の計測を行ってきた航空測量会社のアジア航測株式会社が、社内ベンチャーとしてスポーツ領域のセンサ開発を行い、2020年11月に販売開始したデバイスだ。リアルタイムキネマティック(RTK)測位を活用し、誤差を抑えた高精度データをリアルタイムに提供する。
また「xG-1」は、IMUセンサの傾き(姿勢角)データを取得することができる。例えば、ラグビーにおいてのタックルやスクラムなど、身体が寝ている状態の角度や時間を把握することが可能だ。
その他の特徴としては、自社エンジニアによる国内開発のため、カスタマイズ性・拡張性が高く、研究機関やプロチームなどへの導入が広がっているのだという。現在、AIによる映像分析とトラッキングデータを組み合わせたシステムも開発中だ。
なお、「xG-1」とデータ連携可能なその他のGPSデバイスは、「VECTOR(CATAPULT)」「STATSports」「VX SPORT」「Knows」「PLAYERTEK+(CATAPULT)」「Digitalyst」「KINEXON」「xSENSING xG-1」となっている。
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