近年、電子取引データ関連の法改正やテレワークの普及による書類の電子化頻度の増加などで、企業のデータ量はこれまで以上に増大し、データの安全な保存や効率的な活用の重要性が高まっている。
こうした中、シャープは、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」対応のセキュアなデータ保存環境を構築・導入可能な「COCORO OFFICE サーバ BP-X2STシリーズ」3機種を発売する。これまでの2TB/4TBの実効容量モデルに加え、新たに8TBの大容量モデルもラインアップした。
今回発表された「COCORO OFFICE サーバ」は、「COCORO OFFICE」を利用できる専用IDをセットで提供する。IDでログインすることで、外出先から本機へのセキュアなアクセスが可能であり、全文ファイル検索機能により、キーワード入力で必要なファイルを検索することが可能だ。
また、「COCORO OFFICE」対応複合機と連携することで、本機へのファクスデータの転送、日付や送信元別に自動仕分けすることも可能だ。
さらに、24時間365日稼働に適した信頼性の高い専用ハードディスクを採用。一部のハードディスクが故障した場合でも交換を行うことでデータを復旧できる「RAIDモード」に対応している。
他にも、ユーザ毎のアクセス制限機能や、誤削除・編集ミスからのファイル復元を可能とするスナップショット機能など、データを保護する機能も搭載されている。
なおこの製品は、独自サービスのほか、初期設定・設置から運用における保守、トラブル時の対応といったサポートが付いたパッケージ商品として提供される。
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