株式会社ウェザーニューズと株式会社ソラコムは連携を強化し、お天気アプリ「ウェザーニュース」に、ソラコムのクラウド型カメラサービス「ソラカメ」を活用した全国規模のライブカメラネットワークを展開することを発表した。
「ウェザーニュース」は、ウェザーニューズが運営するお天気アプリで、ユーザが撮影した空や季節の写真や動画の投稿、および天気や体感などの報告「ウェザーリポート」を活用して天気予報を作成している。
一方「ソラカメ」は、ソラコムのクラウド型カメラサービスで、設置が容易なWi-Fiカメラでクラウド録画をすることが可能だ。電源とWi-Fiがあれば、専用のスマートフォンアプリやWebブラウザでカメラのライブ映像や録画の閲覧が可能で、映像を連携・活用するシステム開発が容易なのが特徴だ。
今回、ウェザーニューズとソラコムは共同開発を行い、「ウェザーニュース」アプリに「ソラカメ」の映像を連携させることが可能となった。
「ウェザーニュースアプリ」のユーザ自宅のベランダや庭などに「ソラカメ」を設置してもらうことで、全国規模の空のライブカメラネットワークを強化する計画だ。
「ソラカメ」から得られた映像(静止画)は、ウェザーニューズの予報センタが確認し、空の実況把握および天気予報の精度向上に役立てるとのことだ。
なお「ソラカメ」の映像は、「ウェザーニュース」アプリのレーダ機能「ライブカメラモード」で確認でき、全国各地の空の様子が24時間リアルタイムで把握可能となる。さらに、24時間生放送で気象・防災情報を伝えるウェザーニュースの気象情報番組「ウェザーニュースLiVE」でも活用する予定だ。

今後ウェザーニューズは、全国規模の空のライブカメラネットワーク構築に向けて、ウェザーニュースアプリのユーザ「ウェザーリポーター」向けに、「ソラカメ」をプレゼントする計画だ。対象はウェザーリポートなどを通じて2,000ポイントを集めたウェザーリポータとなる。また、「ウェザーニュース」のオンラインショップ「SORASHOP」でも販売する予定だ。
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