ビー・アンド・プラス、回転機構一体型「Aset」リモートセンサ用のブラケットを販売開始

株式会社ビー・アンド・プラスは、スカラロボットなどに採用されている同社の回転ユニット一体型「Aset」リモートセンサ用の、ブラケットのみの販売を新たに開始した。

リモートセンサは、ワイヤレスで電力供給とON/OFFスイッチ信号が同時伝送できる製品だ。ベース部とリモート部で構成されており、固定側には電源や制御機器を接続したベース部、可能側には近接・光電センサなどの入力機器を接続する。

使用方法や設置位置に合わせて様々な形状が用意されており、配線が困難な場所や、コネクタなどの接点トラブルを解消したい場合に活用するものだ。

ビー・アンド・プラスの「Aset」は、ワイヤレス給電と信号12点の入力伝送がタイプだ。エンドレスに回転する機構に適したブラケット付きリモートセンサで、市販の直流2,3線式センサを使用することができる。

また、従来ユーザで取り付け方法を検討していたが、ユーザからの要望により、回転機構も一体型になっている。

使用用途としては、「スカラロボットのハンドリング部の断線解消」「回転テーブル スリップリングの置き換え」「ターンテーブル上でのワーク確認やケーブル捻じれの解消」が挙げられている。

ビー・アンド・プラス、回転機構一体型「Aset」リモートセンサ用のブラケットを販売開始
スカラロボットでの使用イメージ

今回、「Aset」のリモートセンサが無いブラケット部分のみを販売することで、メンテナンス向上を図ることができるとのことだ。

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