ソリトンシステムズとパナソニック コネクト、多要素認証と顔認証を組み合わせた新サービス開始

株式会社ソリトンシステムズとパナソニック コネクト株式会社は、「ソリトン ワンゲート」とパナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPAS(ケイパス)クラウド」を連携し、2024年5月より販売開始すると発表した。

今回、パナソニック コネクトの技術を応用した顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」を、公共・民間市場で展開しているソリトンシステムズの多要素認証サービス「OneGate」に、生体認証オプションとして連携させた。

「OneGate」は、多要素認証(MFA)でクラウドやオンプレミスに点在する企業の業務データを不正アクセスから守る、多要素認証サービスだ。一部の多要素認証を突破するフィッシングなどへの耐性が高く、デバイスの特定が可能な「デジタル証明書認証」をベースに、さまざまなユーザー認証の仕組みと組み合わせて統合的な多要素認証環境を構築している。

今回の共創において、確実なデバイスの特定を得意とするOneGateの「デジタル証明書認証」と、確実なユーザの特定を得意とするパナソニック コネクトの「顔認証」技術を合わせることで、クラウドやオンプレミスにある業務データへのアクセス制御を行うことが可能になる。

ソリトンシステムズとパナソニック コネクト、多要素認証と顔認証を組み合わせた新サービス開始
今回の連携概要

また、「KPASクラウド」と「OneGate」のID管理機能を活用し、オフィスなどにおける「空間DX」を実現するという。

例えば、「OneGate」へのログインに利用している1つの顔情報を、オフィス内に設置されている入退管理システムや複合機などの認証にも活用し、同一空間におけるあらゆる本人確認が必要なシーンを「顔認証」で統一することが可能になる。

これにより、ユーザは手ぶらで様々な認証をセキュアに行うことができ、また管理者側も厳格な生体認証を利用した仕組みで統一することが可能だ。

ソリトンシステムズとパナソニック コネクト、多要素認証と顔認証を組み合わせた新サービス開始
オフィスなどにおける利用シーン

今後両社は、「OneGate」と顔認証の連携から、入退室や物理鍵の管理、セキュリティゲートなど、フィジカルセキュリティと組み合わせたトータルソリューションの展開を検討しているのだという。

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