株式会社 日本HPは、AMD Ryzen PROプロセッサを搭載したモバイルワークステーション「HP ZBook」2機種を発表した。
「HP ZBook」は、同社が2024年3月27日に発表した「HP ZBook G11シリーズ」に、新たにAMD Ryzen PRO 8040シリーズ プロセッサ搭載を追加したモデルだ。
「HP ZBook Power 16 inch G11 A」と「HP ZBook Firefly 14 inch G11 A」の2種類が提供される。
「HP ZBook Power 16 inch G11 A」は、新設計の16インチシャーシにAMD Ryzen PRO 8040シリーズ プロセッサおよびNVIDIA RTX 3000 Ada Laptop GPUを搭載している。これにより、3DモデリングやAIを活用したコンテンツ作成などを高速で処理することが可能だ。
一方、「HP ZBook Firefly 14 inch G11 A」は、AMD Ryzen PRO 8040シリーズ プロセッサを搭載しており、動的な電力分配の効率化により長時間バッテリ駆動を実現している。これによりハイブリットワーク環境下でも業務をシームレスに行うことが可能だ。
また、新製品は、HPビジネスPCのセキュリティの基盤となるHP Endpoint Security Controller(ESC)チップの最新版を搭載し、量子コンピューティングによる将来の脅威ファームウェアを保護する。
さらに、電源オフ時やインターネットに接続されていないときでもPCの位置情報を検索し、ロック、データ消去を行うことが可能な「HP Protect and Trace with Wolf Connect」ソリューションモデルを2製品に設定し、7月以降順次販売する予定だ。
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