三菱地所とDXYZ、スマートホームサービスと顔認証プラットフォームのパッケージ共同販売を開始

機器のメンテナンスや顧客サポートは製品販売に必須だが、遠隔地や海外販売先への対応、故障問題調査など、人が動く部分が多い。人手不足により人材確保が難しく、またIoTによる遠隔保守を導入する場合には、製品に合わせたIoTデバイスのソフトウェア開発が必要で、その開発費や保守費が課題となっていた。

そこで株式会社obnizは、小型のIoTデバイスを機器に後付けすることで遠隔保守することができる「obniz Now」を、2024年4月23日にリリースした。

「obniz Now」は、機器メンテナンス向けのサービスで、今まで必要だったソフトウェア開発が不要のIoTデバイスを、機器に後付けすることで利用することができる。

通信デバイス・ネットワーク・クラウド・データ解析のすべてを端末のソフト開発無しで提供し、機器のRS232端子やUSBなどの通信ポートに、obnizOSをインストールしたIoTデバイスを接続することで利用可能だ。

これにより、機器の作動履歴やエラー状態などを、Webダッシュボードで把握できるようになる。

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「obniz Now」の概要図

対応機器は大型の製造装置から小型の玩具まで、電気で動作するほとんど全ての機器に対応しているとのことだ。

デバイスとクラウドの管理やLTEの通信コストは、全てプランに含まれており、システムは常に最新の状態に保たれる。

さらに、データを可視化するWebダッシュボードを、ニーズに合わせてカスタマイズすることも可能だ。

なお「obniz Now」は、IT・DX展示会「第33回 Japan IT Week【春】」にて紹介される。

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