ピクシーダストテクノロジーズは、音声認識とAIを活用したリアルタイム会話視覚化サービス「VUEVO(ビューボ)」にて、新機能「リアルタイム翻訳(β版)」の提供を開始した。
「VUEVO」は、独自開発のワイヤレスマイクとアプリケーションを活用し、特に対面での会議や会話内容を発話方向と共に視覚化するサービスだ。
今回のアップデートにより、日本語を含む23ヵ国語のリアルタイム音声認識と翻訳機能が追加された。新機能の1つとして、「VUEVO」は発話者ごとに言語を設定でき、1台のマイクで複数言語をリアルタイムに翻訳することが可能だ。
これにより、例えば英語・中国語・日本語と3ヵ国語の参加者がいる会議でも、マイク機器などの受け渡しや3ヵ国目の言語に対する切り替えの操作が必要なく、翻訳結果の閲覧ができる。
さらに、表示言語は各ユーザごとに個別設定が可能で、リアルタイムで翻訳された内容を自身の選択した言語で確認できる。
これにより、ビジネス会議だけでなく、学校でのグループワークなど、複数人が集まって話をする場面で活用できる。また、翻訳結果は会話メモとして保存され、後で確認することも可能だ。
加えて、事前に登録したメンバーだけでなく、ゲストもURLの共有やQRコードの読み取りにより会話の内容がテキストで確認できる。各ゲストが希望する表示言語を選択できるため、多国籍の参加者がいる講演やセミナーでも利用できる。
対応言語は23ヵ国語で、日本語、英語(US)、中国語(簡体字)、ベトナム語、韓国語、ポルトガル語、ネパール語、インドネシア語、スペイン語、中国語(繁体字)、タイ語、ミャンマー語、ヒンディー語、シンハラ語、タミル語、クメール語、英語(UK)、モンゴル語、フランス語、マレーシア語、ロシア語、ドイツ語、イタリア語となっている。
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