株式会社ウェザーニューズは、同社が提供するお天気アプリ「ウェザーニュース」にて展開している、1kmメッシュの気象データと連動する広告配信サービス「天気連動広告」と、実況天気との連動を開始した。
「天気連動広告」は、1kmメッシュの高解像度な天気予報または天気実況、ユーザが見ている予報のエリア、アプリの利用情報を分析したユーザインサイトの3つを掛け合わせ、広告の出し分けを実現する広告サービスだ。天気・気温・降水量・湿度など様々な気象要素から、企業の商品と相関が強い要素を選択し、効果的なタイミングで配信することが可能だ。
また、1kmメッシュの天気予報や実況データ自体をAPIなどで提供し、企業のアプリやシステムで活用することもできる。例えば、暑さ指数の予報をもとに熱中症対策関連の商品を購入したユーザにポイントを付与したり、雨の予報をもとに雨の日クーポンを配布したりといった利用方法が挙げられている。
そして今回、この「天気連動広告」に、1kmメッシュの実況データと連動する実況天気連動を追加した。
今回活用される実況データは、全国13,000地点の観測データやアプリユーザから寄せられる1日20万通の天気報告を基に、独自の気象予測モデルの計算結果を10分毎に再解析したものだ。これと連動することで、実際に雨が降っていたり、猛暑となっている場所にいるアプリユーザに、広告を自動配信することができる。
これにより、「実際に気温28度以上で雨が降っている」「湿度が高い」「日差しが強い」などの今の条件下で商品が購入されやすいユーザにピンポイントで広告配信が可能となる。
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