NTTデータ先端技術株式会社は、統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」において、Nutanix Cloud Platformの管理機能の提供と、Nutanix Cloud Platform上での「Hinemos」の動作サポートを、2024年10月中旬より順次開始すると発表した。
「Hinemos」は、「収集・蓄積」「見える化・分析」「自動化」といった、統合運用管理に必要な機能を提供する統合運用管理ソフトウェアだ。
今回「Hinemos」は、統合クラウドプラットフォームであるNutanix Cloud Platform環境の監視機能を提供するとともに、Nutanix Cloud Platformにビルトインして提供されるハイパーバイザー「Nutanix AHV」上で動作する仮想マシンでの動作をサポートする。
「Hinemos」がこれまで提供してきたAWS、Azure、Google Cloud、Oracle Cloudなどのパブリッククラウド上や、VMwareやHyper-Vなどの仮想化環境上で動作するシステム運用のクラウド管理機能に、Nutanix Cloud Platform対応を追加した。
今後は、環境の自動検知や専用リソース監視といった機能を順次リリースする予定だ。
また、Nutanix Cloud Platformにビルトインされたハイパーバイザーである「Nutanix AHV」上の仮想マシンでの「Hinemos」の動作をサポートする。
特に、「Hinemos」自身の可用性を向上させるHinemosミッションクリティカル機能の対応を実施する。Hinemosミッションクリティカル機能をサポートすることで、Nutanix Cloud Platform環境上で「Hinemos」による監視機能やジョブ管理機能の可用性を担保することが可能になるとのことだ。
これらにより、「Hinemos」でのNutanix Cloud Platform環境を含むシステムの統合運用管理を実現し、運用コスト削減に貢献することが期待されている。
今後NTTデータ先端技術は、2024年10月中旬から同機能をHinemosサブスクリプションおよび導入設計・構築支援サービスで提供を開始する予定だ。
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