株式会社日立ソリューションズは、気象情報や設備などの情報を地図上に重ね合わせ、企業のBCPを支援する「GeoMation 災害対策ソリューション」を、2025年4月1日より提供開始する。
「GeoMation 災害対策ソリューション」では、企業が保有する工場や倉庫、設備などの管理情報に、地図、気象情報、IoTなどのデータを重ね合わせ、発災前、発災時、復旧時といったフェーズ毎のリスクを可視化する。
地理情報の高速表示技術を有するため、さまざまなデータとのスムーズな重ね合わせ表示が可能なほか、過去の災害データの蓄積・活用により、復旧後の振り返り、今後の災害発生に向けた対策の策定を支援する。
さらに、設備やサプライチェーンで稼働している既存の管理システムと接続し、現場状況の監視や最新の気象情報と併せて分析することができる。
これにより管理者は、地図上で設備情報や被災状況・点検結果・現場写真などを見ながら、必要な作業を現場作業者へ伝えることができる。
また、現場作業者が登録した情報は、他の作業者や管理者と共有することが可能だ。

なお、気象情報については、高精度な予報情報を提供する民間総合気象会社の株式会社ハレックスと連携し、提供する。
ハレックスが提供する、約1km四方の気象情報や1時間単位の警戒レベル情報を活用した災害発生リスクの可視化に加え、リスクの高い設備情報の自動抽出・通知を行うことができる。
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