高度に集積されたパワーマネジメントIC、AC/DC電力変換、ソリッドステートライティング(SSL)、Bluetooth® low energy技術のプロバイダーであるダイアログ・セミコンダクター(以下、ダイアログ)は、全世界で空前の大ヒットとなっている「Pokémon GO」のプレイヤーにスマホを見ずにゲーム体験が出来る環境を提供するための、「Pokémon GO Plus(ポケモン ゴー プラス)」に、ダイアログのDA14580 Bluetooth® low energyソリューションが採用されたことを発表した。
Pokémon GO Plusは、移動中のユーザがスマートフォンを見ることなくPokémon GOをプレイできるようにする小型デバイスだ。このデバイスは、ダイアログのBluetooth low energyを通してスマートフォンに接続し、LEDと振動アラートを使ってゲーム中の事象(近くのポケモンの出現など)をユーザに通知。ユーザは、ボタンを押すだけでゲームを操作できるという。
ARM® Cortex® M0プロセッサを内蔵したダイアログのSmartBond™ DA14580 Bluetooth low energyは、株式会社ポケモンと任天堂株式会社の革新的なデバイスにコアシリコンとして採用され、Pokémon GO Plusのすべての機能を動作させる。ダイアログのシングルチップソリューションを使用して完全なシステムが実現される。その他必要なものとして水晶、最小限の受動部品、振動モータ、LED、およびボタンのみ。これにより、Pokémon GOアプリのアクセサリとして手首に装着またはクリップで留めるデバイスとして装着できる、高価値、低コスト、小型フォームファクタの設計が完成したという。
ダイアログの一連のBluetooth low energyシステムオンチップ(SoC)は、超低消費電力と最小のシステムサイズを提供する。この高集積デバイスは、Bluetooth low energy無線とARM® Cortex®-M0アプリケーションプロセッサおよびインテリジェントなパワーマネージメントを組み合わせている。チップのサイズは2.5mm × 2.5mmで、低消費電力ソリューションを作るために必要な外付け部品はわずか5個だという。
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