九州は日本のアジアへの玄関口であり、人口やGDPは関東、近畿、中部の3大都市圏に次ぐ最も規模が大きい経済圏である。その反面、全国に先駆けて進む高齢化、転出超過による人口減少、中核産業である農林水産業の後継者不足、観光需要の大幅な減少、年々大規模化する自然災害への対応等など、解決すべき課題も多く潜在している。
西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、企業のビジネスゴールの達成に向けて、DXを加速させる共創ラボ「LINKSPARK FUKUOKA」をNTT新博多ビルに設立した。
LINKSPARK FUKUOKAでは、NTT西日本独自のメソッド「AIBASE(※)」を活用し、企業のDXをトータルコーディネートする。ビジネスゴール達成にむけて、以下の3つを提供する。
- DXにおいて取り組むべきテーマの設定
- デジタル人材やスタートアップとの共創
- 即座に利用可能なICT実証環境を提供
DXにおいて取り組むべきテーマの設定では、デザイン思考の活用やデモ展示によるデジタル技術の体感から企業の課題を具体化し、ビジネスゴール達成にむけた取り組みを明確にする。
NTT西日本の保有する専門スタッフや九州エリアのイノベーション創出拠点、スタートアップとの連携により、企業のDX推進をサポートする。
企業それぞれのDXテーマに応じて、AIエンジンやデータ分析に用いる各種ソフトウエア、ハードウエアを即時に利用できる。また、データセンターへの閉域接続によるセキュアなデータ保管や、地域創生クラウドなどの技術が利用可能だ。
※ AIBASE:企業のDX推進をサポートするNTT西日本独自の共創プロセス。Attention(興味関心)、Inspiration(刺激想像)、Background(課題背景)、Advance(前進)、Share(共有)、Execution(実行)の略語。
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