インテック、ローカル5Gなどマルチワイヤレス技術を活用した「ワイヤレスDX」ソリューションを展開開始

5Gの商用サービスが始まり、超高速・大容量の通信が可能になったことで、業界を問わずさまざまな分野でワイヤレス技術を活用したソリューションのニーズが急速に高まっている。

株式会社インテックは、ローカル5G(※1)に代表されるマルチワイヤレス技術を活用した「ワイヤレスDX」ソリューションを2021年11月より順次展開することを発表した。

ワイヤレスDXとは、インテックの広域仮想ネットワークからマルチワイヤレス技術を用いて、ケーブルや端末、空間や場所などに制約のない環境を創出し、企業の課題解決を支援するインテックの新しいソリューションの総称である。ローカル5G・sXGP(プライベートLTE)(※2)・Wi-Fi6(802.11ax)(※3)・LPWA(※4)などのマルチワイヤレス技術を活用し、行政や医療、製造など8つの産業分野をターゲットにソリューションを展開する。

  1. デジタル・ワークプレイス・ソリューション(2021年11月)
  2. ダイバーシティ&インクルージョン・ソリューション(2021年度4Q)
  3. ゼロコンタクト・オペレーション・ソリューション(2021年度4Q)
  4. 自治体向けIoTプラットフォームサービス(2021年度4Q)
  5. スマートファクトリー見える化ソリューション(2022年度以降)
  6. 物流現場画像認識・検品支援ソリューション(2022年度以降)
  7. 病院向けアラートソリューション(2022年度以降)
  8. O2i(Object-oriented to user Interface)ソリューション(2021年度4Q)

インテック、ローカル5Gなどマルチワイヤレス技術を活用した「ワイヤレスDX」ソリューションを展開開始
またインテックは、新しいワイヤレス技術の獲得とソリューションの検証を行うため、富山県と神奈川県の事業所内にローカル5G・sXGP・Wi-Fi6のワイヤレス通信を同時に使用、比較できる実証環境を2021年10月より整備していく。

実証環境では、さまざまなDXソリューションやネットワークサービスの検証・開発、AIやエッジコンピューティングなど先端技術の研究開発を行う。sXGPは自社データセンターにコア網配置し、拠点基地局と分離する構成で整備する。Wi-Fi6と共に遠隔体験用デバイスや画像配信による実証を実施している。ローカル5Gは、最新のSub6/SA方式の基地局を高岡市の事業所へ2022年2月には設置予定だという。
インテック、ローカル5Gなどマルチワイヤレス技術を活用した「ワイヤレスDX」ソリューションを展開開始

※1 ローカル5G:企業や自治体が5Gによるプライベートネットワークを構築して利用できる通信環境。無線通信回線として利用可能で、運用するには無線局の免許を取得する必要がある。
※2 sXGP(shared eXtended Global Platform):自営PHSの後継として規格されたLTEベースの免許不要なプライベート通信システム。1.9GHz帯の周波数を利用し、SIM認証を採用している。
※3 Wi-Fi6(802.11ax):第6世代のWi-Fi規格。2.4GHz帯&5GHz帯の周波数帯を利用し、最大伝送速度9.6GbpsとこれまでのWi-Fiよりも高速であり、省電力、安定性の向上が図られている。
※4 LPWA(Low Power Wide Area):少ない電力で長距離かつ広範囲の通信を可能とする技術の総称。

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