日本電気(以下、NEC)は本日、パブリッククラウドやプライベートクラウドを組み合わせたクラウド環境「ハイブリッドクラウド」をはじめとする、クラウド環境への移行に関するソリューションメニューを、「官公庁向けDXソリューション」として提供することを発表した。
「官公庁向けDXソリューション」は、4つのソリューション群と、それらと連携するセキュリティソリューションで構成されており、各省庁の目的やセキュリティ要件等に合わせて、クラウド移行・運用、アプリケーション開発などを支援する。

今回は第一弾として、既存システムをクラウド環境へ移行するための「クラウドインテグレーションソリューション」、ネットワークやプラットフォームを提供する「プラットフォームソリューション」、およびクラウド移行を支援する「セキュリティソリューション」を提供する。
今後、アジャイル開発やシステム開発の内製化を支援する「アプリケーション開発ソリューション」や、職員の新しいワークスタイルの実現に向けた「業務改革・ビジネス変革ソリューション」のメニューを順次追加していく予定だ。
第1弾提供ソリューションメニュー
クラウドインテグレーションソリューション
クラウド移行(クラウドサービス)
オンプレミス、NECのクラウドサービス(NEC Cloud IaaS)、他社サービスであるパブリッククラウド(Amazon Web Services、Microsoft Azureなど)を含めたハイブリッドクラウドを前提としたクラウドの導入・構築・運用を支援。
プラットフォームソリューション
ネットワーク
パブリッククラウド(Amazon Web Services、Microsoft Azureなど)と、NECデータセンターを閉域網で接続するサービスなど、各種クラウド上のシステムのセキュアな連携の実施。
オンプレミス(ハイブリッド型)
クラウドとオンプレミスを組み合わせたハイブリッド環境と、その環境上に構築するハイブリッド型の業務システムなどの運用最適化を支援する監視ソリューションや、運用自動化を実現するツールの提供。
セキュリティソリューション
ハイブリッドクラウド環境で複雑化する通信・データアクセスの監視機能や、内部不正・外部攻撃のリスクに対応したサービスの提供、およびNECのセキュリティ専門組織の対応による環境構築・システム運用を支援。
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