株式会社電脳交通は、2023年2月3日に開催された「電脳交通 FUTURE SUMMIT」にて、同社が提供していたクラウド型タクシー配車システム「電脳交通」を強化し、人手不足の解消や業務見直しをする新サービスを発表した。
一つ目の新サービスは、3月1日より予約受付開始予定の、タクシー配車を自動化する「DS Smart」だ。
乗客は、予め迎車地点やルートなどのルールを設定しておくことで、電話注文の際に自動で迎車やルールの考慮を行ってくれる。
また、タクシー手配中の乗客が再度配車室に連絡した際には、タクシーが到着する時間を自動応答で回答する。
ドライバーは、配車室を介さずに、タブレットにより乗客の電話に到着連絡をすることが可能だ。
二つ目は、5月下旬提供開始予定の、タクシーの法人利用を推進する「DS Taxi Call」だ。
法人の乗客はパソコンやスマートフォンから配車を注文することができ、タクシー事業者には利用実績を集計して、未収を管理することができるプロダクトを提供する。
このほかにも、「配車オペレーターとドライバーの簡易チャット機能」「マウス操作を省略できる受話ショートカットキー対応」「管理画面上での音声入力に対応」などの機能を、順次無償で提供する予定だ。
なお、これまで提供されていたクラウド型タクシー配車システム「電脳交通」をはじめとする提供サービスの名称は、下図のように変更・統一される。
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