株式会社日立ソリューションズ東日本は、取引先や仕入先など、社外の関係者との企業間連携や社外からのリモートアクセスなど、企業のDXを実現するプラットフォーム「appSQUARE DX(エーピーピースクエア ディーエックス)」の提供を開始した。
同社は従来より、ワークフロー、電子フォーム、文書管理、ポータルの4機能をベースに、ノンプログラミングで業務アプリケーションの構築が可能な「AppSQUARE」を提供している。
「AppSQUARE」は、ノンプログラミングで業務アプリを作成できる機能と、Web API(RESTful API)を活用して業務アプリを構築できる機能を備えており、社内業務を中心とした帳票の電子化、紙とハンコによる審査・承認のワークフロー化などを実行できる。
そして今回発表された「appSQUARE DX」では、「AppSQUARE」の機能に加え、企業間の情報連携に必要なアクセス権管理やセキュリティ管理、外部クラウドサービス連携などの機能を提供する。
データ変換・連携のエンジンを標準実装しているため、クラウドシステムやレガシーシステムなど、様々なシステムとセキュアに連携することができる。
また、社外の関係者と連携する様々な業務アプリケーションをノンプログラミングで開発することができるため、業務内容にマッチした業務アプリケーション開発が可能だ。
ユーザごとにデータの閲覧権限(アクセス権限)を付与することもでき、例えば、100項目を扱う業務システムがあり2社の社外ユーザーにアクセス権を付与する際、一方には80項目を開示し、他方には30項目を開示するといったアクセスコントロールを行える。
なお、「appSQUARE DX」はSaaSで提供される。
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