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NEC、IOWNの新たな世界を体験・共創する場「NEC CONNECT Lab with IOWN」を我孫子事業場に開設

日本電気株式会社(以下、NEC)は、IOWN(※1)の新たな世界を体験・共創する場として「NEC CONNECT Lab with IOWN」(以下、Lab with IOWN)をNEC我孫子事業場(所在地:千葉県我孫子市)に開設した。なお、NECはネットワークを活用したオープンな共創の場「NEC CONNECT」の展開を進めており、Lab with IOWNも同取り組みに基づくものである。

Lab with IOWNでは、IOWNを活用してビジネスの拡大を目指すパートナーやお客と、各社の機器の相互接続検証やサービスを組み合わせた検証、各社のラボと連携した実証などを行える。また、企業のデータセンター間や拠点間のAPN(All-Photonics Network)による接続を模した環境を構築し、大容量・低遅延なネットワーク環境を体感できる。

NEC CONNECTでは、既に様々なアセットを持つ多くの企業と連携してオープンイノベーションに取り組んでおり、Lab with IOWNに新たなパートナーも迎えてイノベーションの創出を加速するという。さらに、IOWN構想の社会実装を目指すIOWN Global Forum(以下、IOWN-GF(※2))による機器やサービスの技術検証の場としても活用する予定とのこと。

Lab with IOWNは、IOWN-GFのOpen APN(※3)アーキテクチャーに準拠したNECの光伝送装置(※4)によるOpen APN環境で構築されている。今後は、Data Centric Infrastructure(※5)やDigital Twin Computing(※6)などの要素技術も追加し、製造・建設・都市開発・エンターテイメントなどIOWNで想定している各業種のユースケースを社会実装するための検証フィールドへと拡大していく予定だ。

NEC、IOWNの新たな世界を体験・共創する場「NEC CONNECT Lab with IOWN」を我孫子事業場に開設
NEC CONNECT Lab with IOWNで用いるOpen APNアーキテクチャー準拠の光伝送装置
※1 IOWN(Innovative Optical & Wireless Network):NTTが2019年5月に提唱した次世代コミュニケーション基盤。
※2 IOWN Global Forum:IOWNの技術とユースケースの開発をグローバルに推進する団体。
※3 Open APN(Open All-Photonics Network):IOWN-GFにて検討が進められているIOWNの基盤を担うフォトニクス技術をベースとしたネットワーク。
※4 光伝送装置:2022年10月から販売しているオープン光トランスポート装置「SpectralWave WXシリーズ」。
※5 Data Centric Infrastructure:クラウド、エッジ、顧客拠点を含むエンド・エンドに跨がる分散したヘテロジニアスなコンピューティングと、ネットワークを組み合わせて、さまざまなユースケースを実現するアプリケーションを動作させるための環境を提供する情報処理基盤。
※6 Digital Twin Computing:多様な産業やモノとヒトのデジタルツインを自在に掛け合わせた演算を行うことにより、これまで総合的に扱うことができなかった複雑な組合せを再現し、実世界の制約を超えた多様な課題の解決および近未来の予測を可能にする技術。

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