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Schoo、高等教育機関向けDXプラットフォーム「Schoo Swing」に対面授業に向けた新機能を追加

行動規制の緩和に伴い多くの高等教育機関(※1)が対面授業を再開する中で、従来の対面を中心とする授業スタイルにオンライン授業のノウハウを取り入れて、授業体験のアップデートを目指す大学・専門学校が増えている。

株式会社Schoo(以下、スクー)が提供する高等教育機関向け学習プラットフォーム「Schoo Swing」は、授業特性に合わせたオンライン/オフライン/ハイブリッドの授業形式を1つのツールで実現できることを強みとしたCMS/LMS(※2)一体型のクラウドベースの学習プラットフォームである。

このほどスクーは、Schoo Swingに、多くの大学・専門学校の教職員との意見交換を経て、教職員の認識している課題や意見をもとに対面での授業体験を向上させるための機能追加を行った。

具体的には、教室で受講する生徒とコミュニケーションが取れる「対面授業モード」を追加した。教室の限られたスペースでのSchoo Swing活用や端末の持ち運びの利便性の観点から、各授業をスマートフォンでも受講できるようにした。対面授業モードを活用することで、大人数・大教室で学生から質問・意見を集めにくい授業であっても挙手して発言するハードルが低くなり、議論が活発化しやすくなるほか、教員が学生の理解度に合わせて補足説明をしやすくなる。

また、Schoo Swingでは視聴ログ・出席情報・課題提出状況・確認テスト結果など、学生IDに紐づいた様々な学習行動データも蓄積できるため、個々の学生のサポートや授業の質改善にも役立てられる。

Schoo、高等教育機関向けDXプラットフォーム「Schoo Swing」に対面授業に向けた新機能を追加
「対面モード」での参加画面イメージ
さらに今回の機能追加により、各動画コンテンツについて以下の3点を、学生全体だけでなく一人ひとりの学生についても表示できるようになった。

  • 動画のどの部分を視聴したかの「視聴箇所」
  • スキップ・巻き戻し・一時停止といった「動画プレイヤーの操作履歴」
  • 「なるほど」「もやもや」ボタンの押下やコメント投稿などの「動画内アクション履歴」
Schoo、高等教育機関向けDXプラットフォーム「Schoo Swing」に対面授業に向けた新機能を追加
左:動画コンテンツの「受講データ」確認画面 右:授業資料(PDFコンテンツ)の「受講データ」確認画面
併せてSchoo Swing上にアップロードした授業資料(PDFコンテンツ)についても、各学生のページごとの閲覧時間が把握できるようになった。これにより、ページごとの学生全体の閲覧率はもちろん、それぞれの学生がどこまで閲覧し終えたか、また特に長く閲覧したページはどこかが分かるようになった。

動画コンテンツに関する学生の行動データは、管理画面にヒートマップとして表示され、学生のアクション量の相対的な多寡・濃淡を視覚的に把握できる。これにより「動画のどの時点で学生の反応が多かったのか」という細かい分析が可能になり、授業の改善ポイントの特定から大学全体の学びの質向上に寄与する。

※1 高等教育機関:大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校を含む、高等教育を提供する教育機関の総称。
※2 CMS/LMS:CMSはオンライン授業配信の管理システム、LMSは授業前後を含む学習管理システム。

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