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DX > 花王がグループ全社員に「DXアドベンチャープログラム」を開始、オープンバッジを導入してスキルを可視化
花王株式会社は、全社的なDX推進の一環として、花王グループ国内勤務者約28,000人を対象に、デジタルスキル向上を企図した「DXアドベンチャープログラム」を2023年11月17日より開始する。2024年以降、グローバルにも拡大する計画とのこと。
同プログラムは、3つのレイヤー、5つのレベルで構成されている。全員に一律のメニューでなく、一人ひとりの現在のスキルレベルに合わせて、さらには所属している部門の特性やニーズに合わせてカスタマイズされたプログラムになっている。また、国際的な技術標準規格に沿って作られたデジタルの履修証「オープンバッジ」を採用することで、スキルを可視化し社内外に公開することができる。これにより、社員のモチベーション向上につなげる。


同プログラムを導入することで、DX人財の裾野を花王グループ内の全社・全部門へと広げ、新しい価値づくりとビジネスプロセスの変革の加速を目指す。
花王はまず、2023年11月から全社員を対象にDXスキルを客観視できるアセスメントを実施し、社員一人ひとりに合わせた学習プログラムの提供を開始する。さらに、2024年からは、各部門に必要とされるDX人財像に沿ってカスタマイズされた学びの場を提供していく。
これにより、2027年度末までに累計で全社DXリーダー150人、部門DX推進者300人、シチズン・ディベロッパー(IT技術者ではないが身近な業務課題を発見してITツールを使って自ら業務プロセスの改善に取り組む社員)2,000人の育成を計画している。
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