キヤノンITS、画像解析AIシステムをクラウド提供する「Bind Vision」をリリース

キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は、画像解析AIシステムで必要なWebシステムをクラウドで提供し、APIの利用で画像解析を支援する画像AI連携プラットフォーム「Bind Vision」を、2024年4月1日より提供開始する。

「Bind Vision」は、画像解析AIシステムの大部分を占めるWebシステム開発部分を、クラウドで提供するものだ。

Webシステム機能を担う「プラットフォーム」をベースに、独自開発画像解析AI「クラウドAI」と「エッジ AI」を加えた3つの要素で構成されている。

「プラットフォーム」は、Web APIによる画像や数値データの登録および配信機能を提供する。また、利用者が開発したAI解析結果の受信も可能だ。

キヤノンITS、画像解析AIシステムをクラウド提供する「Bind Vision」をリリース
「Bind Vision」の概要図

「プラットフォーム」が受信したデータはデータストアに保存され、ブラウザ上のダッシュボードからグラフィカルにデータを閲覧することができる。表示するコンテンツは8種類から選択が可能で、登録したデータに合ったものを選び、任意の場所に任意の大きさで配置することが可能だ。

キヤノンITS、画像解析AIシステムをクラウド提供する「Bind Vision」をリリース
ダッシュボードのイメージ

また、「クラウドAI」に搭載の煙検出AI機能や、「エッジ AI」に搭載の水位測定AIを防災用途に利用することが可能だ。

キヤノンITS、画像解析AIシステムをクラウド提供する「Bind Vision」をリリース
「Bind Vision」の構成

なおキヤノンITSは、2024年5月22日から東京ビッグサイトで開催される「AI・人工知能EXPO」に出展し、「Bind Vision」に加え、AI商品認識プラットフォーム「StoreMotion」、AI検査プラットフォーム「Visual Insight Station」のデモを実施する予定だ。

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録