株式会社NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート)は、帝都自動車交通株式会社が業務フローをデジタル化することを目的に、イントラマートのエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を導入したと発表した。
帝都自動車交通は、東京23区と武蔵野市、三鷹市を営業エリアとし、1,540台の車両を所有しているタクシー・ハイヤー業界の企業だ。環境保護と最先端技術の導入を通じて持続可能な交通サービスの提供に取り組んでおり、その一環として電気自動車車両の導入や情報提供による業界全体のサステナビリティ向上、自動運転タクシーの普及などにも注力している。
こうした新たな事業展開に対応するための社内環境整備として、業務基盤のデジタル化を進めているが、経費精算の申請・承認業務ではアナログなフローが課題となっていた。
そこで、近年の「改正電子帳簿保存法」による2024年1月開始の電子取引のデータ保存義務化への対応を機に、業務フローをデジタル化することを目的に、株式会社NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート)のエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を導入したと発表した。
「intra-mart」は、企業内に存在する様々な業務システムを同⼀のプラットフォーム上に集約し、IT投資の効率化と業務プロセスのデジタル化‧自動化を実現するエンタープライズ・ローコードプラットフォームだ。
さらに、業務プロセスのフルオートメーション化をサポートする機能とAPIコンポーネント群を取り揃えているほか、グループ企業全体での共同利⽤やクラウド利⽤できる点が特徴だ。
帝都自動車交通は、「intra-mart」を導入したことにより、大量の書類の全面的なペーパーレス化による省スペース化とコスト削減を達成した。また、経費精算の申請・承認業務の完全デジタル化によるリードタイム短縮や、承認フローおよびステータスの可視化によるガバナンスを強化、立案書以外の各種申請ワークフローの統合も実現したのだという。
なお、システムの導入・開発にあたっては、イントラマートのプラチナパートナーであるNECネクサソリューションズ株式会社がトータルに支援しているとのことだ。
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