株式会社シムトップスは、同社が提供する現場帳票の電子化システム「i-Reporter」と、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社が提供する業務のDXクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」との連携機能の提供を開始した。
「i-Reporter」は、現場の紙帳票をそのままのレイアウトでタブレットに取り込むことでデジタル化するほか、外付けデバイス、IoTやPLC、既存システムとのデータ連携により管理する現場帳票システムだ。
電⼦帳票はノーコードで作成・修正ができるほか、⼊⼒データをAI連携し、分析・解析結果をエビデンス化することも可能だ。
一方「FUJIFILM IWpro」は、文書の自動取込み・仕分けから、データ共有、管理、出力といったデジタル化した業務に求められる機能を集約したクラウドサービスだ。既存システムや業務プロセスを1つのプラットフォームで繋ぐことができる。
今回、両サービスを連携することで、作業日報、検査成績書など、「i-Reporter」で記録・報告した様々な現場帳票を、「FUJIFILM IWpro」の文書管理に自動登録する機能を提供する。
現場帳票内に記録した顧客名や製品名などに応じて、「FUJIFILM IWpro」の各フォルダに仕分けられ、管理・保管・共有が可能だ。仕分け先のフォルダがなかった場合には、新規でフォルダーを生成した上で保管される。
また、「i-Reporter」で記入した作業日報や検査記録に加え、設計部門がCADで作った図面、営業部門が管理する注文書や仕様書などを、取引先毎、受注番号毎、製番毎などの管理軸で集約保管することができる。
必要な過去帳票は、「FUJIFILM IWpro」から顧客名や製品名、記録時期などの様々な条件から検索することが可能だ。
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