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DJI、産業用途が想定されたドローン「M350 RTK」を発表

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DJI JAPAN株式会社は、業務や捜索救助活用へ向けて開発されたドローン「Matrice 350 RTK(以下、M350 RTK)」を発表した。

「M350 RTK」は、最大飛行時間55分、最大2.7kgの積載物を搭載できるドローンだ。

新しいDJI O3 Enterprise伝送システムが採用されており、3つのチャンネルを使用し、デュアル制御モードでは1080p HDライブ動画を伝送することが可能。

また、搭載の4アンテナ送受信システムにより、最大伝送距離は20kmだ。送信時は4つのアンテナから通信状態が最適な2つのアンテナを自動選択して送信し、受信時は4つのアンテナを使用して受信する。

飛行性に関しては、保護等級は前モデルのIP45からIP55に向上したほか、新たにアームロック検知機能も搭載され、アームスリーブがロック解除状態で飛行を開始してしまうリスクを回避することができる。

加えて、6方向デュアルビジョンシステムと赤外線検知システムを搭載し、6方向への検知、測位、障害物検知が可能だ。

飛行安全性をさらに高めたい場合は、オプション品のCSMレーダをドローン上部に取り付けることで、水平方向360°で最大30mの範囲で障害物を検知することが可能。

送信機には、7インチ高輝度画面を搭載し、デュアル制御モード対応した「DJI RC Plus」が標準で同梱されている。標準WB37外部バッテリーを使用すれば、最大6時間の駆動することができる。

さらに、バッテリーの充電、保管、輸送に活用できる「BS65 インテリジェント バッテリーステーション」が新たに登場している。複数の充電モードを搭載し、状況にあったオプションを選択可能。

例えば、長期間バッテリーを使用しない場合には保管モードを選択し、バッテリーを50%まで充電することによりバッテリー寿命を延長できる。飛行準備モードでは複数のバッテリーペアを90%まで充電する。

バッテリーステーションがDJI RC Plusに接続している時は、DJI Pilot 2アプリはバッテリーステータスとバッテリー状態情報を表示する。

また、自己放電日数の設定、ファームウェア更新、ログのエクスポート、他のクイック操作へのアクセスが、タップ操作で実行できる。

荷物の積載に関しては、シングル下方ジンバルや、別売のデュアル下方ジンバルとシングル上方ジンバルといったペイロード装着方法に対応し、E-Portオープンインターフェースを搭載している。なお、機体には最大3つのペイロード(別売)を同時に積載できる。

その他にも、DJI SDKとAPIエコシステムを利用することで、拡張やカスタムを行うことが可能だ。

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