株式会社サイエンスアーツは、同社が提供するライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」と、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)が提供するLTE対応ドローンである「ANAFI Ai」を連携したことを発表した。
「Buddycom」は、音声やライブ動画、位置情報を利用したチームコミュニケーションに加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能なコミュニケーションプラットフォームだ。
一方「ANAFI Ai」は、Parrot製のLTE対応ドローンだ。セキュリティ対策を確保したうえで、空撮時に地上の様子を高精細に撮影することができ、LTEの上空利用への対応や防水防塵性能IP53に対応している。
今回、NTT Comとサイエンスアーツでは、「ANAFI Ai」と「Buddycom」の動作検証を実施し、両製品が連携できるようにした。
この連携により、「ANAFI Ai」で空撮した映像を、リアルタイムに遠隔地にいるスタッフに共有しながら、撮影現場にいるスタッフとの連携を取ることができるようになった。
利用用途としては、災害対策や業務用空撮の分野において、広範囲の状況把握や、悪天候時での状況確認が挙げられている。
なお両製品は、「映像伝送ソリューション」として自治体や公共事業に関わる法人などへ販売される予定だ。
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